ベトナム・カトゥー族の村訪問ツアー①

ホーチミン在住の妹と、2泊3日のダナン・ホイアンの旅。

今回の旅1番のメインは「カトゥー族訪問ツアー」。

カトゥー族は、ベトナム中部の山岳地帯に暮らす独特な言語文化を持った民族で、カトゥー族の村は近年までベトナム政府の許可がないと入れなかった場所なのだそうです。

ガイドさんに連れられて、ダナンから車で2時間。

素敵な民族衣装を着たみなさんに出迎えられて、まずは村の集会所である茅葺の高床式の建物「グーン」に案内されました。

独特の言語を話すカトゥー族。ベトナム語を話す女の子の言葉をガイドさんが日本語に直してくれます。

山で農業をして森で採集を行う自給自足の生活。

まず始めにカトゥーのおもてなし料理のお手伝い。

笹の葉半分を円錐にして、そこにお米を詰めて三角に折り畳んでいきます。

できた三角をふたつセットにして束ねます。

ふたつにすることで、夫婦・幸せも2倍…といった意味があるのだそう。

昼食の準備が終わったら村を散策。

↑散策前にこの葉で編んだペットボトルカバーをプレゼントしてくださいました。

村の小学校 ↓

ガイドさん。日本語とてもお上手!やさしい方でした。↓

動物に畑を荒らされないために仕掛ける罠も全て手作り。↓

ここでしかとれない胡椒の木や薬草、香草。たとえ雨で湿ってしまっても燃えやすい薪。みなさんどの植物にも本当に詳しい。シナモンの葉からは本当にシナモンの香りがしました。↓

これはお酒の木。この木の樹液からお酒を作るんだって。なんでも時給自足。↓

小川に渡された橋だって、丈夫な葉で編んである!↓

小鴨ちゃんたち。かわいい^_^ ↓

散策の合間にドリンクタイム。お姉さんが持っているのはサトウキビ。↓サトウキビジュースを、なんとこうやって作ります!↓

長い棒の先端に乗ってジャンプすると、反対側の先端でサトウキビが潰れて汁が出て、それを竹筒で掬い取っていきます。

自分で飲むジュースは自分で作らねば!!

私も早速チャレンジ!↓

村で取れたレモンも一緒に挟んで絞ったサトウキビジュース。美味しい!!

あまりの美味しさに3杯もお代わりしました。

ひと息ついたところで山に登ります。↓

決して肥沃とは言えない山の斜面に鋤で軽く穴を掘り、大豆を撒いていきます。村の貴重なタンパク源。

大豆を植えるのは女性の仕事だそう。同じ敷地にトウモロコシも。

ひと仕事終えたら山を降ります。この後はお昼ご飯。