ウズベキスタン旅行記 ①

11/2〜7の日程で東京在住の友人と、成田発韓国経由でウズベキスタンに行ってきました。

日本ではウズベキスタンの情報誌は「ウズベキスタン・ガイド」という写真集と「地球の歩き方(中央アジア)」くらいしかなかったので、自身の忘備録も兼ねて…。

11/1 成田空港直結のカプセルホテルに宿泊。カプセルホテル初体験。スタイリッシュで合理的で近未来的!

11/2 朝9時発の飛行機で韓国へ。5時間半のトランジットを利用して、空港から電車で2駅先の「雲西(ウンソ)」へ。

韓国料理大好き!街の定食屋さんでお昼ご飯食べて、大通りの向こう側をさんぽ。高級住宅街でした。唐辛子干してる。お国柄。

夕方ソウルを出て、6時間後にタシケント到着。中国の山岳地帯の上空を飛んでいる頃でしょうか、窓から大きな北斗七星が真横にくっきり見えて感動的でした。

さすが旧ソ連、街にそびえ立つ建物はどれも壮大硬質、剛健そのもの! ホテルは綺麗だけれど薄暗く、なんとも言えない物悲しさも漂います。

11/3 早朝のタシケント駅。ここから高速鉄道に乗って、ブハラまで4時間半の列車旅。

綺麗な車両です。

途中のサマルカンドまで、韓国人のおじ様集団と相席に。聞けば全員高校時代の同級生ですって!

還暦記念の旅行だそうで、中には大企業の元エンジニア、大統領賞も受賞した写真家、韓国の伝統音楽の歌手の方など蒼々たる方々。歌を聞かせてくださったり食堂車でお茶をご馳走になったり…。みなさんとてもご陽気で楽しかった。

おじ様たちとはなんと帰りの飛行機も一緒。不思議なご縁でした。「チングーチングー♫」と一番ご陽気だった真ん中の方は浜野謙太そっくり!

…「牧 善之助です」笑笑

ブハラに到着。

通貨はスム。70で割ると日本円に換算できます。最も高い紙幣・50000スム=714円。

日干しレンガの建物に囲まれたブハラの中心地。9世紀に黄金時代を迎えた聖地です。

カラーム・モスクとミナレット。あまりのスケールに声も出ませんでした。

壮大かつ残虐な歴史背景を理解した上で観ると、感慨もひとしお。美と恐怖が混在しています。

アレク城

バラハウス・モスク

突如現れたへんてこ遊園地。

中央アジア最古のイスラム建築。イスマイル・サマニ廟。戦火を免れるために土を被せて隠したとか。

チャスマ・アイユブ(預言者ヨブの泉)

デフコン・バザール

乾燥地帯なのでクッキーそのまんま売り!日本じゃ考えられません。

ナディール・ディマンベキ・マドラサ(神学校)

アブドゥールアジス・ハン・マドラサ

ウルグベク・マドラサ

どれもこれも壮大なスケール。形容し難いあまりの青の美しさに圧倒されます。

ブハラのホテル。3都市一泊ずつしましたが、ここが一番落ち着いて素敵でした。

お土産屋さんあれこれ

夜のカラーム・ミナレットのライトアップ。

近代化されず、中世都市の佇まいがそのまま残されているブハラ。美しすぎてため息ばかりです。