四柱推命に出会って10年以上になります。
2000年。新卒から勤めさせていただいた会社を辞めて、ラジオでニュースを読む仕事に転職しました。
転職当時はアルバイトもしないと食べていけない状況でしたが、当時のアナウンス業の先輩方はその道何十年といったベテランの方々も多く、人気に左右されないニュース読みなら、先輩方のように歳を重ねるほど臨場感のあるニュースが読めるようになるはず!
・・・と思ったのに、インターネットやスマートフォンの普及でラジオを取り巻く環境があれよあれよという間に変わってしまい・・・。
どんなことがあっても自立していたい、という思いは子供のころからあり、一生出来る仕事を模索しての転職だったのに、いくらニュースが読めても読む場を与えて頂かなければ全く仕事にならない。場を与えられたとて、局側の胸先三寸でいつクビになるかわからない。今から勉強して、なんなら場所を選ばず家でも出来て、歳をとってもずっと続けられる仕事ってなんだろう・・・?
考えあぐねているところ、たまたま入った商業施設に出店されていた手相ブースにて手相鑑定をして頂いたことがきっかけで、ブースを出していた手相の学校に入りました。
もともと占い好きだったことも功を奏して、手相の勉強は思いのほか面白く、基本的に飽き性な私が意外なほど没頭しました。
そして、学校卒業間近にちょっとした算命学の知識も教えて頂いたことで、手相よりこっちの方がもっと面白い!・・・となり、学校で出会った先生(もともと四柱推命の先生でいらっしゃいました)に卒業後も師事するようになりました。
一生終わることのない学問ですから、もちろん今でも教えを乞うており、先生がお許し下さるならこの先も一生、先生から教えて頂く所存です。
四柱推命は古典でもあり、これを学ぶことは、どれだけ時代が変わっても変わる事のない人間の真髄、人生そのものを学ぶことでもあります。自分の命式が読めるようになるほど、見ないことにしていた自分の愚かさにも真正面から対峙させられ、それはとても苦しい時間でした。でもそれ以上に、何より許せない人を許せるようになったこと、人を思い通りにすることなど不可能かつ傲慢であることを知ったこと、自分の人生も他人の人生も肯定できるようになったことは大きな収穫であり喜びになりました。
学べば学ぶほど、単なる「占い」とは一線を画す、先人の知恵が詰まった本当に素晴らしい学問だと感じます。それだけに、もっともっと多くの人がこの教えを知ればいいのに・・・と本当に思わずにはいられません。
そして今後ますますITの技術が発達し、10年後にはもっといろんな仕事が人の手から機械にとって代わられるであろうと予想されている中、四柱推命鑑定のような心の琴線に触れる仕事は、絶対に機械ではできないし、むしろ需要は増えていくのではないかとみています。
4年前に個人ビジネスのコースに参加したときに、先生からの「教えてみたら?」の言葉がきっかけで、全く想定外の「教える」事を始めました。現在、手相・四柱推命両方で40名ほどの生徒さんがいらっしゃいますが、この方々がどんどん鑑定士として活躍して頂けるよう、一緒に頑張っていくのが今の夢です。今後ますます人様から必要とされる仕事だと本気で思っています。
現在もお声がかかる限り生徒さんを募集しています。基本的にマンツーマンです。
ぜひお問い合わせくださいね。
(写真は滋賀の和菓子屋さん「叶 匠寿庵」の大石最中。百貨店で見つけて驚愕!気が向いたときは名刺がわりにお配りしています(^^;; )